院長のひとり言
歯科医としての第一歩
歯科医としての第一歩・・・
昭和55年、松本歯科大学卒業、神戸市立中央市民病院歯科に入局しました。当時の病院は新神戸駅の近所で現在のANAクラウンプラザホテルのある場所にありました。
来院患者様の多くが一般歯科の治療で、火曜日の午後が外来の手術日でした。最初の頃は先輩の先生方の助手について埋伏歯抜歯等の見学・研修をうけていました。
1年後にポートアイランドに病院が移転した頃からは、色々な患者様の担当医になりました。病院歯科なので有病者の患者様が多く、血圧・投薬など全身状態について注意しながら治療していました。
また下顎骨骨折等の外傷や、口腔内の腫瘍の手術等の助手や見学をしているうちに、診断の力も付いて来たと思われます。
2年後に関連病院である神戸逓信病院に出向になりました。
ここでは歯科医は私1人だけでしたので、初診から全ての患者様を診ていました。外来はもちろん、入院患者様の治療は他の科の先生と相談しながら慎重に治療しました。
この病院での診察・研修が開業の時に大変役に立ったと思います。
「より安全」
三好歯科医院の治療テーマのひとつです。
どんな治療においても「より安全」を図ることは、開業までに勤務していた病院で体得した事と思います。
また患者様の中には不定愁訴と言いますか、診断が容易に出せない様なケースがあります。例えば、上あごの歯が痛いと言われるのに確認できないで、レントゲン等で診査して下あごに大きな虫歯が発見されて、その歯が疼痛の原因になっているような場合もあります。
「患者様の立場になって考える」
これが三好歯科医院のもう1つのテーマになりました。
病院歯科では、普通の歯科医が経験できない事を経験させてもらい、これが私の歯科医としての大きな財産になっております。
三好歯科医院の診療目標
1.どんな治療に当たっても『より安全』を
患者様に心から満足していただくために、患者様個々にとって、「より安全」で、最も良い治療をご提供することが、一番だと考えております。
2.患者様の歯を末永く守り、健康を守ること
痛いところだけを治す、その場だけの治療ではなく、正しい噛み合わせを長く保ち、歯周病に負けない丈夫な歯を末永くお守りするために、お口の中全体を検査診断することで、最適な治療法を判断します。
また、お口の中がどのような状態になっているか解りやすく説明し、患者様が十分に納得された上で治療に入りたいと思います。
3.患者様の立場になって考え治療すること
できるだけ患者様の意向に沿う形で治療方法を選択し、納得いただいた上で治療をしています。ただし、完全に患者様にお任せしているのは、私たちは無責任だと考えていますし、それはインフォームド・コンセントとは考えていません。
患者様のお口の現状を正確に伝え、その治療ごとのメリット・デメリットをあげて提案することが、三好歯科医院では真にインフォームド・コンセントであると考えてご説明しております。
4.「三好歯科に任せたら、絶対安心」と言って頂けるようになること
私が開業して30年が過ぎようとしています。30年前とは根本的に考え方も違ってきている分野もあります。いつも最新の情報知識を得ているのが当たり前の職業です。そこで私は尼崎市歯科医師会、兵庫県歯科医師会の講習会・研修会、また最新の歯科医療の講演会などにはできる限り出席するようにしています。
いつも新しい考えや情報・技術を入れてくことが歯科医としての使命だと考えています。
今後もこうやって自分を正す場を設けて診療していくことが、私共の歯科医院に来ていただける患者様の利益と4番目の目標を実現させることに繋がると思って頑張っていきたいと考えます。
さいごに・・・ 院長 三好秀明
三好歯科医院ではじめて治療される皆さまへ
歯科治療はどこでも同じではありません。
「三好歯科医院に任せたら絶対安心」
と言って頂けるようにがんばります。
これから一緒にがんばっていきましょう。